メールマーケティングの会社 PRIMOPOST

  • TOP
  • サービス概要

    メール関連サービス

    • 迷惑メール診断サービス
    • メール開封率・到達率改善サービス
    • メールクリーニングサービス
    • ドメインウォームアップサービス
    • リアルタイム・メールアドレスチェックサービス
    • SPFの自動フラット化サービス
    • Gmail到達テスト
    • ブラックリスト監視サービス
  • 商品
  • 会社概要
  • マーケティングに関するブログ
お問い合わせ
トップページ

ブログ

blog

リスク管理部門がウオッチすべき?執拗なメルマガがドメイン評価を破壊

2025.02.05
日吉 浩之のプロフィール写真

株式会社プリモポスト 取締役

日吉 浩之 メール到達エバンジェリスト

B2Bの取引先とのやり取りが昨日まで問題なく続いていたにも関わらず、突然メールが届かなくなった。迷惑メールフォルダの中を確認してみると、取引先担当者の正規のメールが迷惑メール判定され、見落としていたのだ。

この状況は”SpamAssassin(スパム アサシン)“というスパムフィルタリングシステムが、正規のB2Bメールを誤って迷惑メール扱いしてしまうことがあるのだ。

日本国内のレンタルサーバーでもこの技術が導入されており、 Xserver(エックスサーバー) やさくらインターネットなどでSpamAssassinが迷惑メール判定に利用されていため、ビジネスメールでも意図せず迷惑メールフォルダに振り分けられるケースが発生したのです。

SpamAssassin(スパム アサシン)とは?

SpamAssassinは、メールの迷惑メール判定を行うオープンソースのフィルタリングソフトウェアです。

Apache Software Foundation によって開発され、多くのメールサーバーや企業が迷惑メールメール対策として採用しています。

SpamAssassinは、

  • ヘッダー情報や本文の解析
  • ブラックリストの参照
  • 機械学習を用いたスコアリングシステム

によって、迷惑メールの判定を行います。

B2Bのメールでも迷惑メール判定されることがある?

迷惑メールメール対策は主に迷惑メールやフィッシングメールを排除するために実施されますが、SpamAssassinのフィルタリングが強力であるため、B2Bの正式なメールも迷惑メールとして扱われることがある という問題が発生しています。

例えば、企業間の営業メールや契約関連のやり取りも、特定の条件(HTML形式のメール、URLリンクの多さ、SPF&DKIMの不一致など)が原因で、SpamAssassinによってスコアが加算され、迷惑メール判定されるケースがあります。

これは、メールの信頼性や認証情報が正しく設定されていないと、正規のビジネスメールでも迷惑メールフォルダに振り分けられる可能性があることを意味します。

国内レンタルサーバーでもSpamAssassinが導入されている

SpamAssassinは、特定の企業のメールサーバーだけでなく、日本国内のレンタルサーバーでも標準的に導入されています。

例えば、Xserver(エックスサーバー) では、SpamAssassinを利用した迷惑メールフィルタリングが行われており、一定のスパムスコアを超えたメールは自動的に迷惑メールフォルダへ振り分けられます。

Xserverによると、Xserverでは SpamAssassinのスコアをデフォルト値の5.0から30と設定し、30以上の数字と判定されたメールを迷惑メールとしています。

X-Spam-Status: Yes, score=49.9 required=30.0 tests=CMCL_1,DKIM_SIGNED,

迷惑メールフォルダに振り分ける仕組みを導入しています。加えて、Cloudmarkという迷惑メールフィルタも併用しており、SpamAssassinだけでなく、複数のフィルタが組み合わさることで、迷惑メール判定がより厳しくなっています。

このように、SpamAssassinは日本国内の主要レンタルサーバーに組み込まれており、B2Bメールの送信者が知らないうちに迷惑メール判定を受けるリスク があることを理解しておく必要があります。

メールリストの品質と迷惑メール判定の関係

SpamAssassinなどにス迷惑メール判定を受ける原因の一つに、メールリストの品質が低いことが挙げられます。

メールリストには、長期間にわたり管理されていないメールアドレスに対して大量のメールを送信すると、迷惑メール判定されるリスクが高まります。利用規約の改定メールを久しぶりに送るときがまさに該当いたします。

特に、送信したメールの大部分が3%以上バウンス率(配信エラー)を起こすと、Cloudmarkというスパムフィルタリングシステムがその送信元を低評価し、ブラックリストに登録される可能性がが出てきます。

また、メールを受信したユーザーが”迷惑メール”として報告すると、Cloudmarkのデータベースに即座に反映され、今後同じ送信ドメインからのメールが迷惑メール扱いされるリスクが更に高まるのです。

このため、害虫のようなメールアドレスを駆除するために必要なメールクリーニングの重要性は極めて高いのです。

メールクリーニングサービス│メールクリーニングの窓口

SpamAssassinの基本的な仕組み

SpamAssassin は、メールが迷惑メールかどうかを スコア方式 で判定する仕組みを採用しています。

メールのヘッダーや本文、送信元のIPアドレスなどを分析し、迷惑メールの特徴に該当するごとに スコアが加算 され、一定のスコアを超えた場合に迷惑メールと判断されます。

SpamAssassin の迷惑メール判定には、以下のような 複数のフィルタリング技術 が組み合わされています。

SPF(Sender Policy Framework)

メールの送信元IPが正規の送信者であるかを判定。

DKIM(DomainKeys Identified Mail)

メールの送信者が改ざんされていないかを確認する電子署名方式。

ベイジアンフィルタ

過去のメールデータをもとに迷惑メールと通常メールの違いを学習。

ブラックリスト

迷惑メール送信に使われたIPアドレスやドメインをデータベースと照合。

HTML構造や件名の分析

迷惑メールメールに多く含まれるフレーズやHTMLタグの検出。

スコアが一定のしきい値(Xserver では 30)を超えると、迷惑メールとして振り分けられる 仕組みになっています。

SpamAssassinのスパム判定を回避する方法

SpamAssassin による迷惑メール判定を回避するためには、いくつかの重要な対策が必要になります。

まず、送信ドメインの認証設定を適切に行うことが求められます。

SPF設定は ~all よりも -all を推奨し、DKIMの鍵は定期的に更新して最新のものを使用することが推奨されます。また、DMARCのポリシーをnone以外のものに設定し、送信ドメインの信頼性を高めることが重要です。

メールの内容を見直すことも有効な手段です。HTMLメールの構成は極力シンプルにし、迷惑メールと誤認識される可能性のある単語やフレーズ(”無料・特別・期間限定”などのプロモーションワード)を避けるようにしましょう。

また、メールのスパムスコアを事前にチェックできるツールとしてMail Testerなどを活用し、送信前に問題がないか確認するのも有効です。

Cloudmarkによる迷惑メール判定の影響を受けた場合は、解除申請を行うことが必要になります。

Cloudmarkに登録されてしまった場合、メールの評判を向上させるための施策を実施することが重要です。例えば、不要なメールを送らず適切な送信間隔を保つ、エンゲージメントを向上させるために受信者が開封しやすいメール内容にするなどの対策が考えられます。

このように、SpamAssassinの迷惑メール判定を回避するためには、

  • 技術的な認証設定の適正化
  • メール内容の見直し
  • 送信者ドメインのレピュテーション管理

といった多方面からのアプローチが求められます。

最後に

当社が実際に経験したように、B2Bの取引先と円滑にコミュニケーションを取っていたにもかかわらず、突然メールが届かなくなり、迷惑メールフォルダに入ってしまう問題が現実敵に発生することがあります。

この背後には、SpamAssassinや Cloudmarkなどのスパムフィルタリングシステムの判定基準があり、ビジネス上の正規メールであっても意図せず迷惑メールと誤認されるリスクが潜んでいます。

  • HTMLメールの構成
  • SPF/DKIM の認証設定
  • 送信ドメインの評価
  • メールリストの品質

これらの要素が判断材料になることをご理解ください。

この問題を回避するためには、送信ドメインの認証設定(SPF・DKIM・ DMARC)の最適化、メールの内容の見直し、開封率40%以上を達成するメールマーケティング施策が必要です。

サンセットポリシーを策定した上でのメール運用、それに欠かせないメールリストのクリーニングの実施も不可欠です。

また、Cloudmarkによる迷惑メール判定を受けた場合には、適切な解除申請とドメイン評価の改善策を講じる必要があります。

SpamAssassinによる迷惑メール判定は、企業のメール送信戦略に大きな影響を与える可能性があるため、リスク管理部門を含め、メール配信を担当するチームはこの仕組みを正しく理解し、適切な対策を講じることが求められます。

ビジネスメールの到達率を維持し、重要なコミュニケーションを確実に届けるために、適切な運用と継続的な監視を行いましょう。

記事一覧に戻る

関連商品

  • Mailchimp

    STOメール配信権限付与機能
    Mailchimpの詳細を見る
    Mailchimpは、直感的な操作性と強力な機能を兼ね備えたメールマーケティングサービスです。受信者の行動を分析し、最適な時間に自動配信する送信時間最適化機能(STO)を搭載。また、権限管理機能により、セキュリティを確保しながら外部の事業者に業務を効率的に委託できます。
  • める配くん

    める配くんのロゴ
    HTMLエディタステップメールメール配信無料トライアル
    める配くんの詳細を見る
    「める配くん」は、月額1,980円から使える低価格なメール配信システムです。2,000社以上の導入実績があり、HTMLメール、ステップメール、効果測定など必要な機能を網羅。シンプルで使いやすく、コストを抑えたい方に最適です。2週間の無料トライアルもあります。
  • PowerDMARC

    DMARCセキュリティ
    PowerDMARCの詳細を見る
    PowerDMARCは、DMARC、SPF、DKIMなど複数のメール認証を統合管理できる多機能プラットフォームです。フィッシングやなりすましから企業ドメインを保護し、メールの到達率とブランドの信頼性を高めます。高度な脅威インテリジェンスと分析機能により、不正なメール活動を早期に検知します。
  • Kairos3 Marketing

    MAツール
    Kairos3 Marketingの詳細を見る
    月額1.5万円から使える国産MA「Kairos3 Marketing」。AIによるメール作成や名刺管理支援、SFA連携でマーケティングと営業を効率化します。直感的な操作性と手厚い伴走サポートにより、初心者でも運用定着がスムーズ。2,000社以上が導入する成果直結型のツールです。
  • DMARC導入コンサルティング

    DMARC導入コンサルティングの詳細を見る
    なりすましメール対策として、DMARCポリシーを「none」から「quarantine」「reject」へ安全に段階的引き上げ。BrandKeeperが設計・分析・運用まで一貫支援し、ブランドと信頼を守ります。
  • kreisel(クライゼル)

    kreiselのロゴ
    CRM無料トライアル
    kreisel(クライゼル)の詳細を見る
    官公庁も採用する高セキュリティなCRMプラットフォーム「Kreisel(クライゼル)」。メール配信・フォーム作成・顧客管理を統合し、強固な基盤で情報を守ります。月間数億通の実績を持つ高速エンジンで「確実に届く」メール配信を実現。API連携にも強く、企業のDX推進に最適です。
商品一覧を見る

検索

ドメインウォームアップの窓口
メールクリーニングの窓口

最近の記事一覧

  • 2026年、メールは送るだけでは届かなくなった。 【10月7日(水)13:00-14:10 開催】3社共催セミナーのお知らせ
  • 【2026年最新】Gmailのメール到達率を確認する方法|Google Postmaster Tools v2で何が変わった?
  • DKIMによるフィードバックループの構築 【IETFドラフト解説】従来のFBLはもう限界?「DKIM domain-based FBL」が目指す次世代の迷惑メール報告通知
  • IPウォームアップとは?SendGrid・Braze・Bird・GreenArrow・Adobeの5社を比較
  • Google postmaster tools v1の提供終了 日本国内でもGoogle Postmaster Tools旧画面(V1)がついに終了!V2移行への影響について

人気記事一覧

  • アルゴリズムの反対。アフェクト・ヒューリスティック(Affect heuristic)とは?
  • 自分のメールアドレスから迷惑メールがくるのは何故?原因とDMARCによる対策
  • なりすましメールが自分のアドレスから送られる原因と対策をやさしく解説
  • IPウォームアップとは?SendGrid・Braze・Bird・GreenArrow・Adobeの5社を比較
  • DKIMによるフィードバックループの構築 【IETFドラフト解説】従来のFBLはもう限界?「DKIM domain-based FBL」が目指す次世代の迷惑メール報告通知

関連する記事

  • 【教訓として】NHK ONEの認証コードメールがGmailに届かない分析結果を報告
  • メルマガ不正登録の犯人は「セキュリティソフト」?ダブルオプトインをすり抜ける抜け穴とは
  • 自分のメールアドレスから迷惑メールがくるのは何故?原因とDMARCによる対策
  • 【2025年6月!スパムハウス警鐘】あなたのBtoB新規開拓メール、もしかして「迷惑メール」扱い?
  • Gmailに届かない理由とは?Postmaster Toolsでレピュテーション改善
PAGE TOP
  • サービス概要
  • 会社概要
  • お知らせ
  • ブログ
  • 成長戦略プレイブック
  • パートナー募集
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ
株式会社プリモポスト

© PRIMOPOST.