メールマーケティングの会社 PRIMOPOST

  • TOP
  • サービス概要

    メール関連サービス

    • メール・コンテンツ制作
    • メール開封率・到達率改善サービス
    • メールクリーニングサービス
    • ドメインウォームアップサービス
    • ブラックリスト監視サービス
  • 商品
  • 会社概要
  • マーケティングに関するブログ
お問い合わせ
トップページ

ブログ

blog

リストクリーニングとデータ分析が導く!開封率40%を越える持続的な成長戦略

2025.08.13
日吉 浩之のプロフィール写真

株式会社プリモポスト 取締役

日吉 浩之 メール到達エバンジェリスト

あなたは、メールマーケティングでビジネス成果を最大化し、持続的な成長を実現したいと思っていますか?メールマーケティングで指標となるメールの開封率40%は、単なる「通過点」です。

あなたのメルマガで売上をあげていくためには、メールマーケティングにおける戦略が必要です。それは、「データ分析」と、それに基づいた「戦略立案」です。

リストクリーニングを実施した後に、その健全なリストから得られる正確なデータをどう活用し、お客さまとのエンゲージメントをさらに深め、持続的な成長へとつなげていくのか。本日は、その具体的な方法をわかりやすくお伝えしていきます。

リストクリーニング後の戦略!真のメールマーケティングが始まる時

リストクリーニングやサンセットポリシーによって、あなたのメール配信リストは、無駄がそぎ落とされ、活気を取り戻しているはずです。開封率40%以上を達成し、メルマガは「届きやすく、開かれやすい」状態にあると言えるでしょう。

開封率40%達成はその道のりのスタート地点

開封率40%という数字は、多くの企業にとって夢のような目標かもしれません。しかし、これはメールマーケティングが真にビジネスに貢献するための、まさにスタートラインです。

この健全な土台ができた今こそ、あなたは「届いたメールをどう活用し、ビジネスの成長に繋げるか」という次のステップへと進むべきです。

メールが受信BOXに届くようになり、開封率も安定してきたら、次に考えるべきは、そのメールがどれだけお客さまの行動を促し、最終的な売上高に貢献しているかという点です。

これは、単に数字を見るだけでは見えてこない、より深いお客さま理解と戦略的なアプローチを必要とします。

見えなかった課題が浮上するデータ活用の重要性

リストクリーニング後に得られる健全なリストから得られるデータは、これまで見えなかった多くの課題やチャンスを浮き彫りにします。

例えば、

  • なぜ特定のお客さまはメールを開封するのにクリックしないのか?
  • この件名では開封されるが、なぜか次のメールの開封率が下がるのはなぜか?
  • 最もコンバージョンにつながる配信時間帯はいつなのか?

といった、疑問を解消するためには、精密なデータ分析が不可欠です。

あなたのメールマーケティングを「なんとなく送る」から「データに基づき最適化する」段階へと引き上げることで、より高い成果を目指せるようになります。

データ分析でお客さまを深く理解する エンゲージメントを高める多角的なアプローチ

リストが健全になったら、次にやるべきことはデータを徹底的に分析し、お客さまを深く理解することです。これこそ更なる効果を最大化するための鍵となります。

開封率だけじゃない!見るべきデータ指標とお客さま理解の深化

開封率はもちろん重要ですが、それだけでは不十分です。開封後に発生する各指標を複合的に分析することで、お客さまの行動や興味をより深く掘り下げることができます。

クリック率(CTR)

メールが開かれた後、本文内のリンクがどれだけクリックされたかを示す指標です。コンテンツの魅力度や、お客さまの関心度合いを測る上で非常に重要です。できれば、配信成功者のユニーククリック率を確認ください。

コンバージョン率(CVR)

メールからのリンククリック後、実際に商品購入や資料請求、サービス申し込みなどの最終目標に達した割合です。メールマーケティングがどれだけ成果に貢献しているかを示す直接的な指標となります。

配信時間帯やデバイスごとの傾向

  • いつ送れば最も開封・クリックされやすいか
  • スマートフォンから開かれることが多いか、PCからか

といった分析は、配信戦略の最適化に不可欠です。お客さまのライフスタイルに合わせて配信時間を調整するSTO(Send Time Optimization)のような高度な手法も検討できるでしょう。

お客さまセグメンテーション

お客さまを属性(家族構成、性別、地域など)、行動履歴(購入履歴、閲覧履歴、過去のメール反応など)、興味関心によって細かく分類し、それぞれのセグメントに最適化されたコンテンツを配信します。これにより、メールの関連性が高まり、エンゲージメントは飛躍的に向上します。

なお参考までにですが、年齢(年代)による区切り方は適切なセグメンテーションとならないため、年齢(年代)は必ず家族構成や性別などの要素と掛け合わせるようにしてください。

エンゲージメントを高めるためのコンテンツ戦略とテストの継続

データ分析によってお客さま像が明確になったら、それをコンテンツ戦略に反映させます。

コンテンツ戦略の深化

お客さまの購買フェーズや興味関心に合わせた価値。つまり、コンテンツを提供します。

  • ステップメール:新規登録者へのオンボーディング、商品購入後のお礼と活用方法など、段階的に情報を送る
  • 限定コンテンツ:セグメントされたお客さまにのみ提供する特別な情報や割引
  • 動画コンテンツの活用:テキストだけでなく、動画やインタラクティブな要素を取り入れ、飽きさせない工夫も有効です

テストと改善の継続

開封率40%を越えるには、常に改善を続ける姿勢が不可欠です。

  • A/Bテストの頻度増加:件名だけでなく、差出人名、画像、ボタンの配置、CTA(Call to Action)、配信時間など、多様な要素でA/Bテストを行い、最適なパターンを見つけ出します
  • お客さまアンケートやヒアリング:データだけでは見えない「生の声」を聞くことで、お客さまが本当に求めているものを理解し、コンテンツに反映させます

再エンゲージメント施策の高度な活用

サンセットポリシーで除外される前の「最終アプローチ」として、特別な再エンゲージメント施策を設計することも重要です。

  • 「最後のチャンス」と銘打った限定オファーや、特別なコンテンツ
  • 「今後、どんな情報を受け取りたいか」を問うアンケート形式のメール

これらの施策を通じて、休眠客の再活性化を試みることで、リストの価値を最大限に引き出すことができます。

リストクリーニングとデータ分析が導く成果最大化への道

リストクリーニングで整えられた健全なリストと、そこから得られる精緻なデータ分析は、メールマーケティングを単体で終わらせず、他のマーケティングチャネルと連携させることで、さらに大きなシナジーを生み出します。

他チャネル連携によるお客さまアプローチの多角化

メールマーケティングと他のチャネルを連携させることで、お客さまへのアプローチを多角化し、コンバージョン機会を最大化できます。

SNSやWeb広告との連携

例えば、メルマガを長期間開封していないお客さまに対しては、SNS広告やWeb広告でリターゲティングを行い、別の角度からアプローチを試みます。メルマガで伝えきれない情報をSNSで補完したり、限定的なプロモーションを告知したりするのも効果的です。

LINE公式アカウントやCRMシステムとの統合

メールでのコミュニケーションに加え、LINE公式アカウントを通じてよりインタラクティブなメッセージングを行うことも可能です。

CRMシステムと連携させれば、メールの開封・クリック履歴をお客さま情報と紐付け、営業担当者がよりパーソナライズされたアプローチを行うための情報源とすることもできます。

ISPとの良好な関係を維持するベストプラクティス

データ分析に基づいた質の高いメール配信は、ISPとの関係をより強固なものにします。

ドメイン認証(SPF・ DKIM・ DMARC)の徹底

これは基本的な対策ですが、ISPがあなたのドメインを「信頼できる送信元」と判断するための必須条件です。日本のキャリアメールも設定を求めています。DMARCのレポートなどを分析して、適切な運用ならびにドメインの健全性を監視しましょう。

不必要な配信頻度の抑制

データ分析に基づき、お客さまが最も反応する最適な配信頻度を見つけることで、過剰な配信を避けます。送りすぎは、読者の購読解除や迷惑メール報告につながる大きな原因です。

購読解除しやすい導線の確保

読者がストレスなく購読を解除できる導線を明確に設置することは、倫理的な観点からも重要です。不満を抱えた読者による迷惑メール報告を防ぎ、ドメイン評価を維持するためにも不可欠な要素です。迷惑メール通知をされる前に、配信停止をさせてください。

これらの取り組みは、あなたのドメインをISPから「非常に信頼できる」と評価される送信元へと育てるための、重要なベストプラクティスと言えるでしょう。

リストクリーニングは「持続的なお客さま関係構築」の基盤

開封率40%という目標を達成し、さらに向上させるためには、リストクリーニングとサンセットポリシーの継続的な実施、そしてデータに基づいた改善が不可欠です。

これら全てを実践することで、あなたのメルマガは単なる一方的な情報発信ツールではなく、お客さまとの関係を深め、ビジネスを成長させるための「強力な基盤」となります。

  • リストを健全に保つだけでは物足りない
  • もっとメルマガから売上を伸ばしたい

そうお考えの経営者やマーケティング担当者の方は、メールマーケティングを戦略的に見直す時です。データ分析の力を借りてお客さまを深く理解し、最高のエンゲージメントを生み出すコンテンツと配信戦略を構築しましょう。

まだ、リストクリーニングをしたことがない方は年に1度。まずは、メールクリーニングの窓口を通じて健全なリストを構築ください。

記事一覧に戻る

関連商品

  • Mailchimp

    STOメール配信権限付与機能
    Mailchimpは、ユーザーフレンドリーなメールマーケティングサービスで、小規模事業者から大企業まで幅広く利用されています。特長は、直感的なデザインと強力な機能、例えば送信時間最適化(STO)などが挙げられます。このSTO機能は、受信者の行動データを分析し、メールが開封されやすい最適な時間に自動的に配信します。また、権限管理機能を利用することで、外部の事業者に業務を委託することが可能です。アカウント内で異なるユーザーレベルを設定することにより、必要な権限のみを委託先に与えることができます。例えば、マーケティングキャンペーンの管理者には、メールの作成や送信、オーディエンスのインポートなどの機能へのアクセスを許可し、請求情報などの機密データへのアクセスは制限することができます。これにより、専門的な業務を効率的にアウトソーシングしながらも、セキュリティを確保することができます。
  • Mailcrux(メールクラックス)

    SMTPリレーメール配信無料トライアル
    Mailcrux(メールクルクス)は、企業のメール送信課題を解決するSMTPリレーサービスです。SendGridより安価な海外サービスであり、usa.comなどの有名サイトでも採用されています。SMTP接続とAPIの両方に対応しており、既存のシステムに設定するだけで、高到達率かつ安定した大量メール配信を実現します。なお、ご利用には、事前に保有リストのメールクリーニングが必要です。
  • める配くん

    める配くんのロゴ
    HTMLエディタステップメールメール配信無料トライアル
    「める配くん」は、月額1,980円から利用できる業界最安値クラスのメール配信システムです。2002年サービス開始以来、2,000社以上の導入実績を持ち、HTMLメール作成、ステップメール、効果測定など必要な機能を網羅。シンプルで直感的な操作画面は初心者にも優しく、「料金・機能・使い勝手の三拍子」が揃っています。2週間の無料トライアルも提供されており、コストを抑えつつ本格的なメールマーケティングを始めたい方におすすめです。
  • PowerDMARC

    DMARCセキュリティ
    PowerDMARCは、DMARCに加え、SPF、DKIM、BIMI、MTA-STSといった複数のメール認証プロトコルを統合管理できる多機能プラットフォームです。フィッシング詐欺やなりすましから企業ドメインを強力に保護し、メールの到達性を向上させ、ブランドの信頼性を守ります。
  • yaritori

    AIメール配信無料トライアル
    yaritoriは、複数人でのメール対応で生じる「二重対応」「対応漏れ」「属人化」といった課題を解決するクラウド型メール共有システムです。シンプルで直感的な操作画面と、必要な機能を網羅したオールインワン設計が特長。誰がどのメールに対応しているか一目で把握でき、担当者設定やコメント機能で情報共有をスムーズにします。よく使う返信文をテンプレート登録したり、特定のメールを自動で担当者に割り振ったりと、業務効率化を強力にサポート。対応状況の可視化や顧客情報の一元管理、充実したセキュリティ機能も備わっています。初期費用無料で月額1,980円から利用可能。カスタマーサポート、営業、広報など、多様な部署で活用され、顧客満足度向上と業務効率化を同時に実現します。まずは無料プランでお試しください。
  • オートビズ(AutoBiz)

    LINE配信ステップメールメール配信
    オートビズは、株式会社ビズクリエイトが提供する日本を代表するメール配信システムです。ステップメールやメルマガ一斉配信、LINE連携、フォーム作成など多彩な機能を備え、専門知識不要でメールマーケティングを効率化。20年以上の実績に裏打ちされた高い到達率と、電話対応も含む手厚いサポート体制が特長です。月額1,980円から利用可能で、低価格ながら高機能。中小企業からも高く支持されています。
商品一覧を見る

検索

15th Digital Marketing Expo
ドメインウォームアップの窓口
メールクリーニングの窓口

最近の記事一覧

  • 日本電気株式会社(NEC)さま向けオンライン勉強会を実施しました
  • 2025年7月。密かにGmailの迷惑メール基準が激変!欧米で先行中の「購読の管理」が日本のメールをどう変えるか
  • リストクリーニングとデータ分析が導く!開封率40%を越える持続的な成長戦略
  • 【脱・無駄配信】リストクリーニングとサンセットポリシーで実現する、届くメルマガの鉄則
  • 【開封率40%未満!?】「リストクリーニング」でスパム判定を避け、売上を最大化する

人気記事一覧

まだデータがありません。

関連する記事

  • 2025年のメールマーケティング。Googleのフィルタリングシステムを理解する
  • 令和時代は欠かせないサンセットポリシーとは?メール配信の健全化ルールでメール開封率40%達成!
  • “via.tokyo.jp”のような使い捨てメアドが、ドメイン評価を崩壊していく問題とは
  • 利用規約の変更通知メールなど、一斉送信メールで避けるべき15のこと
  • キャッチオールメールアドレスの理解と取り扱いについて
PAGE TOP
  • サービス概要
  • 会社概要
  • お知らせ
  • ブログ
  • 成長戦略プレイブック
  • パートナー募集
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ
株式会社プリモポスト

© PRIMOPOST.